時代が追いついたか⁈ Canon iNSPiC RECは今発売されてたらそれなりに売れたのかもしれない -ファーストインプレッション-

【約 13 分で読める記事です】

どうも!

久しぶりのkashimasaです。
いつの間にか、前回の投稿から1年半ほど経ってしまいました……。
今後もこんな感じで、忘れた頃に記事を投稿するスタイルで
じわじわ運営していきますので、宜しくお願いいたします!

ちなみに、この間にkashimasaは転職しましたw

無駄話はさておき。
最近コンデジがリバイバルしてるそうなんですよね。
kashimasaのようなY世代(Zじゃない)からすると、
21世紀になったくらいにフィルムじゃないカメラとして
人口に膾炙していったいわゆる「デジカメ」のイメージがあります。

昔はデジタル一眼レフなんて一般人の手に届くものじゃなかったんです。
それで「デジカメ」といえば専らコンデジことを指していた時代がありました。

そんなスマホに押されてオワコンになったはずのデジカメが人気再燃と聞いて、
リサーチしているうちに気づけばポチッとしてしまっていました。

「アソビカメラ」ことiNSPiC REC FV-100というコンデジです。
記事執筆時点で手元に届いてからだいたい1週間くらい経過したところなのですが、
使ってみて感じたことをいろいろ書いていこうと思います。

2019年のカメラのレビューを6年越しに書いて、誰の役に立つんでしょうね……
まあいいや。この記事を見つけてくださった方、ありがとうございます!
お役に立てて光栄です!

ひとまず概要

この記事で初めてその名前を知ったという方のために、
この「iNSPiC REC」がどのようなカメラなのか、
Geminiさんに解説してもらいましょう。

「iNSPiC REC」は、キーホルダーのように持ち歩けるカラビナデザインが特徴の「アソビカメラ」です。

発売時期: 2019年12月下旬に一般発売されました(同年10月にクラウドファンディングで先行販売)。

製品コンセプト・特徴:

  • カラビナデザイン: 最大の特徴。カバンやベルトループに引っ掛けて、アクセサリー感覚で気軽に持ち運べます。
  • モニター非搭載: あえて液晶モニターを搭載せず、「撮った写真を後からスマホで見返す」という楽しみ方を提案しています。
  • タフ性能: 水深2m(30分)の防水性能と、2mの耐衝撃性能を備えており、アウトドアやレジャーシーンでも安心して使えます。
  • シンプルな操作性: 電源とシャッター、モード切り替え(写真/動画)程度のシンプルな操作系です。
  • スマホ連携: 専用アプリ「Canon Mini Cam」を使い、Wi-Fi/Bluetoothでスマートフォンと連携。撮影した写真・動画の確認、保存、SNSへのシェアが可能です。

主なスペック:

  • 有効画素数: 約1300万画素 (1/3型CMOSセンサー)
  • 本体重量: 約90g(軽量コンパクト)
  • 防水・防塵: IP68相当
  • 耐衝撃: 2m
  • レンズ: 固定焦点 (35mm判換算 約25.4mm)
  • 動画: フルHD (1920×1080) 60p/30p 対応
  • 記録メディア: microSD / microSDHC / microSDXC カード
  • その他: フェイスジャケット(別売あり)で着せ替えも楽しめます。

とのことです。(丸投げ)

2019年に発売されたことさえ知らなかったという人も少なくないと思いますが、
まぁそれはつまり……。ちょっと時代を先取りしすぎたんでしょう。

そういえば、電車の広告で見たことはあったかもしれない。
使っている人を見かけたことはその後なかったんですけどねw

買ってみた理由

圧倒的にその手軽さ、機動力です。

写真を撮るには、いつでもどこでもカメラを持っていることが重要です。
「いいね!」という瞬間にカメラを持っていなければ写真には収められませんからね。
子供とどこかに出かける時にも億劫にならないカメラが欲しいなーと
漠然と思ってはいたんですよね。
これなら、かばんの把手に引っ掛けておいて
ササッと撮ることができそうだなと思いまして。

おむつだの着替えだの、そんなのをひとまとめにすると
結構かさばるので、そこに更にカメラを加えようという気にはなかなかならないもんなんです。
しかもぶつけたり落としたり、子供だけでなくカメラにも気を遣わないといけないとなると……
はっきり言ってしまえば邪魔なわけですw

しかも、防塵防滴耐衝撃構造。
水没しようが、階段から転がり落ちようが大丈夫! という構造なので
子供を撮るだけでなくて、子供が使うにもなんの心配もない。
電源を入れて、シャッターボタンを押すだけなので、
3歳の息子もすぐに使い方を理解して使い始めました。

良いところ・悪いところ

前置きはさておき、実際に使ってみてわかったiNSPiC RECの良し悪しをまとめてみます。

良いところ

圧倒的な機動力

繰り返しになりますけども、このカメラの最大の武器はこれです。
何も考えずとりあえず持っていって、気が向いたら撮る。それだけです。
鞄とか、ベルトループとかに引っ掛けておくだけでさっと撮れるし、
持ち運びが全く億劫にならないサイズ感。しかも防塵防滴耐衝撃。
子供が水たまりに落としちゃっても怒らずに済みます。

これがスマホだったら……恐ろしいですねw

結構広角なのでノーファインダーでもだいたい収まる

画面はおろかファインダーとは名ばかりの「枠」しかないので、
ある程度ノーファインダー撮影を意識した設計になっているんだと思いますが
撮れる絵は35mm判換算で26mm相当の画角。広角の部類に余裕で入ります。
撮りたいものに向けてシャッターボタンを押しておけば何らかの形で収められます。
必要に応じて、後からトリミングでもしましょう。
画作りはさておき、とにかく記録に収める! そういうノリで使うのが吉です。

スマホアプリとの連携で使い方が広がる

撮った写真はmicroSD経由でPCやスマホに取り込むことができますが、
それ以外にスマホと直接通信して画像をダウンロードするためのアプリが用意されています。

 

しかもこのアプリを使用すると、スマホをファインダー代わりにして
撮れる画を確認しながらの撮影や、セルフタイマー撮影をすることが可能になります。
ちょっと便利。

写真のファイルサイズ小さくていいね

昨今のスマホよりも小さいセンサーを積んでいるので解像度は低めですが
その分写真のファイルサイズが小さく、PCやスマホへの転送にそれほど時間がかかりません。
同じサイズのメモリーカードでより多い枚数を撮れるということでもありますので、
もう何も考えずシャッターボタン連打しましょう。

悪いところ

逆光と暗いところに弱い

「写りを重視するカメラ」ではないことは再三お伝えしていますが、
そうだとしてもさぁ……と思ったくらいには逆光と暗いところには弱いです。
明暗差の激しい場面では無駄にドラマチックな画になりますしフレアも出やすい。
そして夜の室内などでは基本ぼやぼやな写りになります。センサーが小さいからしょうがないね。
それもエモさとしてポジティブに楽しみましょう。

指が写り込みやすい

どんな持ち方をしててもさっと撮影できるのですが、
広角な分、結構な確率で指が写り込みます。
ノーファインダーでさり気なく撮影するのに使いたい人は
どんな持ち方のときにどれくらい写り込むか確認しておいたほうが良いですね。

レスポンス重め

カメラ本体とアプリと両方に言えることなのですが、結構もっさりしてます。
シャッターボタンから「カシャッ」となるまでにレリーズラグが発生することがあります。
スマホにアプリも写真を選択してから高解像度で表示されるまでに10秒くらいかかるし、
ちょっと2026年基準ではストレス多めかもしれない。
しかも、アプリ経由でまとめてダウンロードできる写真が10枚まで
たくさん撮って、とりあえずスマホにダウンロードしてから選別するのが効率的ですが、
そのダウンロードが一気にできないのは中々に面倒です。
かしまさは一旦PCでGoogleフォトに投げ入れて、
そこで選別してスマホにダウンロードしています。

あと、スマホと接続すると電池の減りが速いね。

撮影サンプル

といったところで、実際にiNSPiC RECで撮影した写真を見てみましょう。

なんでもない公園の写真。これは枠部分をファインダーにして撮影したと思います。
「Canonのコンデジ」って感じの見覚えがある色味ですね。

少し逆光気味の写真。
空の明るさに引っ張られて建物がちょっとアンダー目です。
木のところもフレアで少し曇ってますね。

思いっきり指が映り込んだ写真。
園芸用の支柱で作られたフェンスがあったので、手の中に隠すような感じで
歩きながらパシャっとしてみたらこうなりました。

目についたものを「あっ」と思った瞬間に撮れるのは良いですね。
シャッター音は電子音で「カシャッ」という音が再生されますが、
うるさくなく街中でも聞こえないことはなくという絶妙な音量です。

縦横は自動で判別してくれるらしい。
しかし腕をブンブン振りながら撮影するとこんなことに。
(あるいは、ラグで腕を下ろす瞬間に撮影されたのかも)

カメラを持って「とりあえず何でも撮ろう」と歩き回っていると
普段いかに周りのものを見過ごしてるかを実感しますねぇ。

まとめ

今持ってるカメラがいちばん良いカメラ

一長一短ではありますが、iNSPiC RECは高画質や多機能さを追求するカメラではないです。
しかし日常を"記録する"ことそのものが楽しくなる、そんなカメラだと思います。
写真を撮る時にファインダーを覗きながら考えている諸々について
いいから撮れッ! っていうデジタル版写ルンですのようなカメラだと捉えると
いい感じに楽しめるんじゃないかと思いますねー。

一時期写ルンですも流行りましたけど、いかんせん高すぎてね……

ところで、このカメラが発売されたのは2019年12月でした。
それから数カ月後には「外出は悪!」のコロナ時代が始まってしまった頃ですが
そういうことがなければ 、お出かけにちょうどいいカメラとして
大ヒットしたりしてたんですかねぇ。

ま、いずれにしても後継機種が出ていないのでCanonにその気はなさそうですw
欲しい方は中古で買えるうちに入手しておきましょう。

それでは、かしまさでしたー。