K-30は令和になっても充分に楽しめるカメラですよ。令和的PENTAX K-30レビュー

【約 20 分で読める記事です】

中古で入手して約5年使用していたPENTAX K-xが突然故障してしまい、
ほとんど同じ価格で出ていたK-30を入手したことを前回の記事に書きましたが、
このカメラ本当に良いですね。
ということで今回は令和的な視点でPENTAX K-30をレビューしてみたいと思います。

PENTAX K-30 概要

PENTAX K-30は、2012年6月29日に発売されたデジタル一眼レフカメラです。
APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載し、約1649万画素の総画素数を持っています。
画像の記録形式はJPEGやRAWが可能で、ISO感度は標準で100から12800、拡張で25600まで対応しています。
また、約6コマ/秒の連写撮影が可能で、シャッタースピードは1/6000秒から30秒までです。
3インチの液晶モニターには約92.1万ドットの解像度があり、ファインダーはペンタプリズム式で視野率約100%を実現しています。
防塵・防滴機能も備えており、アウトドアでの撮影にも適しています。

重量は590gで、バッテリーは専用電池を使用し、ファインダー使用時で約480枚の撮影が可能です。
記録メディアはSDHCカード、SDカード、SDXCカードに対応しており、動画撮影もフルHD(1920×1080)30fpsで行えます。
デザイン面では、大型グリップやフラットなペンタ部、柔らかな曲面のラバーを採用し、ホールド性と操作性に優れています。
さらに、15色から選べるオーダーカラーサービスも提供されていました。
これらの特徴により、エントリークラスの使いやすさと上級モデルに近いスペックを兼ね備えたカメラとなっています。

例によってChatGPTに解説してもらいました。
今まで使っていたK-xが2009年の発売でしたので、それから3年後に出た機種です。
K-xの後継としてK-rがあり、実質的にそのK-rの後継機種ですが、
エントリークラスよりもワンランク上のスペックに格上げされています。

K-30のここが好き!

上記の概要と重なる部分も多いんですが、明らかにK-xより使いやすいです。

(引き続き)単3電池で動く

K-xは単3電池専用でしたが、
K-30は専用バッテリーと乾電池の両方が利用できます。
(乾電池使用には専用電池ホルダーが必要)

純正のホルダーは高いので互換品で充分

しかし中古で入手した中にバッテリーと充電器は付いておらず、
代わりに単3電池ホルダーが付いていたので、
引き続き単3電池で使うつもり。

単3電池で動く一眼レフって今はもう出ていなくて、
これがあるからK-xを使い続けていたところもあるので、
引き続き単3電池で動くのは大きな利点です。
だからこそ10年前のカメラでも価値があるんです。マジで。


とんがりデザイン

ペンタ部のデザインがリーゼントのようにとんがっています。
あるいはスネ夫ヘアー。
これまでの一眼レフにはないかなり冒険的なデザインですね。
後継機種のK-50は普通に戻ってしまったので、
総じてウケは良くなかったのかもしれませんが、個人的には好きです。

このとんがりのおかげで内蔵フラッシュがより高い位置にせり上がるというオマケ付き。

本格的スペック

発売当時のPENTAXデジタル一眼レフの中では最も下のランクだったのに、
(とはいえ、当時の一眼レフラインナップではK-5かK-30の2択だったんですが)
決してこれはエントリー機ではないという意思表示が感じられる本格的スペックです。

例えば、

  • デュアル電子ダイヤル
  • ペンタミラーではなくペンタプリズムを採用
  • 視野率100%ファインダー
  • 防塵防滴ボディ
  • フォーカシングスクリーン交換可能

この辺はエントリー機には勿体ないくらいのスペックです。
安価なモデルでも手抜きをしないのがPENTAXという感じですね。

文句を言う訳じゃないんだけども、
K-30よりも後(2017年)に発売されたEOS 6D Mark IIは
ファインダー視野率100%じゃないし、スクリーン交換不可ですし。
そこら辺がさすがキヤノンですよね。
いや、文句を言う訳じゃないんですよ。

さらにK-50のファームウェアを入れる裏技で感度が51200まで上がります。
試すかどうかは自己責任。いうて10年前のカメラですが。w

かしまさは入手したその日に早速入れました。便利に使えてますよ。

なのに小型軽量

これだけ本格的スペックでありながらとてもコンパクトなので
あまり細かいことを気にせずお出かけに持ち出せます。
そして撮れる写真も良い色。最高ですね。
防塵防滴だから多少の雨でも気にせず持ち出しちゃう。

ThomasによるPixabayからの画像

K-30のここがイマイチ……

ここまでほぼ手放しにK-30のことを褒めちぎってきましたが、
中にはちょっとこれは……というポイントがないでもないんです。

AFが遅い/不正確

これはK-30に限らずの話かも知れませんがね。
(PENTAX機をたくさん使った訳じゃないけど、そういう噂はよく聞く)
動き回る息子を撮影しようとするとAFが追いつかないことがあります。
じっくりピントを合わせて撮ったはずなのに
微妙にピンボケしてることもよくあります。

……フィルム風な画作りをよくやるので、
多少の甘ピンはそれっぽさと思うことにしています。
AFの微調整はメニューから出来ますけど
神経質になりすぎると、
どこに設定しても合わない気がしてきてキリがありませんw

惜しい!

動画撮影はオマケ

そもそもあんまり使わないといえば使わないんですがw
iPhoneで撮った方が色々便利ですね。
K-xでは電池が一気になくなるので使えなかった機能が
オマケとはいえ使えるようになったと思えば進歩。

黒死病

恐ろしい名前ですね……。
どうやら中古価格が他機種と比べて安いのもこれのせいみたい。

黒死病というのは、この時期のPENTAX一眼レフに特有の故障のことで、
絞りを制御する部品が正常に動かなくなってしまい
撮影した写真がアンダー気味、ひどくなると真っ黒になって
使い物にならなくなってしまうので黒死病と呼ばれているようです。

かしまさは買ってから知ったよ。なにそれこわい。

専用バッテリーではなく単3電池で使うと出ないとか、
症状が出たら分解してパーツを交換すれば直せるとか、
分解しなくても強力磁石を使って症状を改善できるとか、
実に様々な研究、考察がネット上に溢れています。

かしまさが中古で買ったK-30は
「黒死病の兆候はなかった」と前オーナーが言っていますし、
単3電池で使う予定なのであんまり心配していないのですが、
ずっと使わないでいると発生しやすいらしいので
ひとまず毎日何か撮っています。

黒死病に関しては長期検証してまた別の記事を書く予定。

まとめ

黒死病というリスクはありますが、
1万円台で買える一眼レフカメラというのも貴重ですからね。
興味のある方は探してみてください。
令和になってもまだまだ使えるカメラだと思います。
レンズにDA 35mm F2.4を付けると本当にコンパクトで良いですよ。

換算約50mmなので万能に使えます。

あるいはDA 21mm Limitedも良いですねぇ(欲しい)
お小遣い貯めて今度はこれを買おうかなー

それでは、かしまさでした。