撮る気にならない……そんな時試したい対処法Best7!
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あんなにやる気に溢れていたのに……。
あると思います。
素敵な写真に憧れて。
あるいは、格好いいカメラに一目惚れして。
もしくは、好きな人と共通の話題を広げたくて。
それとも、ただなんとなくエモかったから?
皆さんが写真やカメラに興味をもったきっかけは様々だと思いますが、
「そういえば最近写真撮ってないなぁ」という瞬間が……
あると思います。
「撮りに行きたいけど行けてない」ならまだしも、
「撮りに行くより家で寝てたい気分なんだよねー」なんて状況、
いわゆるマンネリですね。
長く写真を続けている人は必ず思い当たる節がありそう。絶対ある(確信)。
今まさにかしまさが……いや、そんなはずは……
しかし今年に入ってからあんまりフィルムを消費してないのも、
リール巻きした後現像するにも腰が重いのは事実。
モチベーションを高く保ち続けて、
過去に一度もそんなことなかったという人もいるかもしれませんが(ご立派!)、
そんな人でも今後役立つかも知れない、マンネリ打破のための対策について、
今回は考えていきたいと思います。
マンネリ打破のための方策7選
撮らない
あなたはプロじゃない
いきなり元も子もないことを言ってしまいますが、
撮りたい気分じゃない時は撮らなくて良いんです。
もしあなたがプロカメラマンとして活動していて
撮影依頼をもらっているなら話は別ですが、
このページを見ている人はほぼ確実に趣味で写真を撮っているはず。
趣味ですから、あなたが撮影をしないことで損害を被る人はいません。
むしろイヤイヤながら撮影を続けることで自分が損をする可能性が高い。
写真がつまらなくなってしまったら、
それこそせっかく揃えた機材が重荷に思えてしまって辛いですよ。
好きなこと「だけ」やるのが趣味
趣味の最大の強みは「好きなことだけしていていいこと」。
撮る気になれないときは、やる気が復活するまで放置しちゃいましょう。
ま、そのままフェードアウトということもなきにしもあらずですが……w
期限を決めて「休止期間」に
フェードアウトしちゃいそうで怖いという人は
撮らない期限を決めるというのもひとつの手です。
今月の間は写真を撮らずに、本を読む期間にしよう。
とか、
桜が咲くまでの期間は撮りたいものもなさそうだし、カメラをメンテに出そう。
とか、
期間が過ぎたら再開することにして、
今だけ休止中ということにするんです。
それなら辞めちゃったことにはなりませんので、
フェードアウトを防止できるかと思います。
他の人の写真を見る
どんな写真を撮りたいか
休止期間を作って、当分撮影を一切しないと決めたらおすすめしたいのが
他の人の撮った写真を眺めることです。
好きな写真家の人がいるならその人の写真集、
あるいは紀行文をまとめた本を探してみましょう。
私は猫の写真で有名な岩合光昭さんが好きなので、
岩合さんの写真集やカレンダーのかわいい猫でほっこりしています。
プロ写真家の作品を見て心動かされているうちに
「こういう写真を自分も撮ってみたいな〜!」などと
じわじわとやる気が出てくるかもしれません。
「写真の先生」はあらゆるところで見つけられる
本に限らず、写真展に足を運んでみたり、
あるいはInstagram(インスタグラム)やflickr(フリッカー)などの
写真投稿サイトを見るだけでも、様々な写真に触れることができます。
登録していない人は、この機会に登録してみては?
※flickrは登録しなくても写真を見られます。
いいね! で自分好みにカスタマイズ
こういったSNSには、自分の好きな写真に
「いいね!」を付ける機能がありますが、
いいね! を付けた写真をもとに好みの写真を表示してくれるので
「自分はこういう写真が好きだったのかぁ」と
意外な気付きにも繋がるかもしれません。
ちなみにかしまさは、モルモットやチンチラなどのもふもふ小動物ばかりが表示されますw
かわいい動物の写真を見ているうちに、
「今度動物園に行ったらこうやって撮ってみよう!」と
いつの間にか撮影プランを考えている自分がいたりします。
何も撮る気になれなかったはずが、撮影プランを考えている。
いい傾向ですね。
普段やらない設定を試してみる
眺める→考える
そうやって他の人の写真を眺めていると、
「これ、どうやって撮ったんだ?」というような
ドラマチックな雰囲気の写真に出会うことがあります。
じっくり、撮影のセッティングについて思いを馳せてみましょう。
- ものや人、背景をどんな風に配置している?
- どんなカメラやレンズを使っている?
- 光源はいくつある?
- それぞれどういう関係で配置されている?
- フィルターやその他機材を使っている?
ある程度写真撮影をやっていて機材の知識があれば、
じっくり考えているうちに設定が何となく見えてくるようになります。
キャプションにセッティングを書いてくれたり、撮影シーン全体を別撮りで載せてくれたりする親切な人もいますね。
そうやって写真を「解読」しているうちに、
なるほど、そういう設定でこんな写真が撮れるのか!
こういう設定で撮るなら、もっとこうした方が簡単じゃないか?
などと、撮影のアイディアがどんどん浮かんでくるはずです。
そうなれば、あとは実践するのみです。
過去の自分が撮った写真を見る
今と少し違う視点の過去の自分を知る
他の人の写真を見ることで新たな気づきを得る、
ということについてここまで書いてきましたが、既に
「こういう写真を撮りたい」というビジョンをしっかり持って
撮影している人は、自分が過去に撮った写真を見返してみましょう。
Adobe Lightroom(アドビ ライトルーム)や
Luminar(ルミナー)などのソフトに写真を取り込んでおくと
時系列順に写真を整理することができるので、見返すのがとても楽です。
こういうソフトにはレーティング機能
(星の数で写真をランク付けする機能)が付いているものも多く、
気に入っている写真に星を付けておくと、
再び見直したときに「過去の自分がどんな写真を気に入っていたのか」
が分かりやすくなります。
もしかすると、今より少し好みが変わっているかもしれません。
過去を振り返ると大体恥ずかしい
写真を始めたばかりの頃に撮ったものを見返していると、
「めちゃくちゃ巧く撮れたと思ってたのに、今見るとそうでもないな……」
と感じたり、
「この程度でイキってた自分マジでぶん殴りたい」
と思ったりするかもしれません。w
めちゃくちゃ恥ずかしい思いをするわけですが、
悶絶しているところは人に見られませんから安心です。
ぜひやりましょう。
その当時、周りの人に見せてしまった写真はもう戻せませんが……
しかし逆に考えれば、当時の自分が恥ずかしくなるくらい
今の自分は確実に進歩しているとも言えるはずですよ。
なんとなく続けていたつもりでも、長くやっていればものになります。
メゲずにじわじわ続けましょう。
そして将来、現在を振り返ってまた恥ずかしい思いをすることになる。w
過去の写真を再調整する
音楽でもリマスターとかあるじゃん?
過去の写真を見ているうちに
「今だったらこうするのにな」と思ったら、ぜひ再調整してみましょう。
かしまさも使っているLightroomでは
元画像を残したまま新しく編集できるので
オリジナルを残したままにしておくことができます。
コントラストを調整してみたり、色味をいじってみたり、
当時と違う頭で編集してみることで、
全く違う雰囲気の写真になるかもしれません。
「過去の焼き直し」という言葉があります。
この焼き直しとはまさしく過去に撮影したフィルムを
印画紙に焼き直したことからくる、まさに写真が語源の言葉ですが、
正直、あまりいい意味では使われていないような気がします。
ということで敢えて言い方を変えるなら、リマスター作業です。
過去に制作された音楽アルバムを、
現代の技術でマスタリングし直す作業のことですね。
ビートルズのアルバムが今聞いても古臭くないのは、このリマスターのおかげです。
新しくレコーディング(=撮影)するわけじゃなくても、
ちょっとした調整で新しいものを産み出すことができる。
そういうところからも、今後の撮影に活かせそうな
何らかのヒントが得られるかもしれません。
敢えて同じものを撮る
音楽でも「2022 ver.」とかあるじゃん?
前節と関連しますが、編集で飽き足らなくなったら
もう一度同じものを撮影してみるというのも無意味ではないと思います。
リマスターに対しての「リミックス」ですね。
同じ作品の「2022 ver.」を作ってみると、
全く同じに作ったようで細かい違いがあって楽しいと思います。
新しいカメラを買う
もう、いろいろやってみたけど、やっぱり撮る気分にならないとき。
そういうときは撮影の環境を思い切って変える必要がありそうです。
例えばカメラを新しくすると、
フレッシュな気持ちで撮影をすることができると思います。
手段が目的にならないようにだけ注意
しかーし! 新しいカメラを買うという行為には依存性があります。マジで。
撮る気が起きない→カメラ買う→撮る気復活しない→またカメラ買う→復活しない→買う→……
みたいな無限ループに陥ると、
もはや写真を撮るためのカメラなのかさえ分からなくなってしまいます。
お金もかかるし。所帯持ちの方は家庭崩壊の危機にもなり得ます。
新しい機材を買うのはとてもテンションが上がりますが、
よく考えてから実行するようにしてください。
好きなことは結局やめられない
マンネリ脱却のための方策を(なかば自分のために)考えてみましたが、
書いているうちに若干、やる気が戻ってきたような気がします。
結局写真撮影自体は大好きなので、
今後一切止めるのは無理だということが分かりました。
本当に好きなことって、絶対やめられないんだね。
ということで気分が乗らないときは無理しなくても大丈夫!
ゆっくりとやる気が満ちるのを待ちましょう。
それでは、かしまさでした。
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